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令和 3年11月18日エリアデザイン調査特別委員会-11月18日-01号
令和 3年11月18日災害・オウム対策調査特別委員会-11月18日-01号

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  1. 足立区議会 2021-11-18
    令和 3年11月18日災害・オウム対策調査特別委員会-11月18日-01号


    取得元: 足立区議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-16
    令和 3年11月18日災害・オウム対策調査特別委員会-11月18日-01号令和 3年11月18日災害・オウム対策調査特別委員会       午前9時57分開会 ○伊藤のぶゆき 委員長  定刻前でございますが、全員おそろいですので、ただいまより災害・オウム対策調査特別委員会を開会いたします。 ○伊藤のぶゆき 委員長  まず初めに、記録署名員の指名を行います。  小泉委員おぐら委員。 ○伊藤のぶゆき 委員長  次に、陳情の審査を議題といたします。  (1)元受理番号24 医療的ケア児重症心身障害児災害対策に関する陳情を単独議題といたします。  前回は継続審査であります。  執行機関は何か変化ございますか。 ◎災害対策課長 特段の変化はございません。 ○伊藤のぶゆき 委員長  それでは、何か質疑はございますでしょうか。 ◆横田ゆう 委員  この陳情に関わって、緊急事態宣言が解除されたので、そろそろ避難訓練なども視野に入れた計画をお立ていただきたいというふうに思いますが、どうでしょうか。 ◎災害対策課長 できるところから始めていきたいと考えておりまして、地域の方々の避難訓練避難所運営会議の会議なども徐々に再開しているところでございます。
    横田ゆう 委員  医療的ケア児避難訓練ということでも、そういう形で進めていただければと思いますけれども、そこはどうなんでしょうか。 ◎災害対策課長 医療的ケア児の方々の避難訓練等々もできるところからとは考えてございますが、総合防災訓練等々で考えてはおりましたけれども、総合防災訓練は、申し訳ございませんが、今年度は縮小してやらせていただきたいというところで考えております。 ◆横田ゆう 委員  実際にやってみれば、万全と思って計画を立てたことでも、いろいろと不都合が出てくるというのが常ですので、今すぐというわけにはいきませんけれども、そういうことも視野に入れて取り組んでいただきたいというふうに思います。 ◎災害対策課長 横田委員おっしゃるように、やってみると、やはり我々もすごく気づく部分というのはございますので、様々な機会を捉えて企画をしていきたいというところで考えております。 ○伊藤のぶゆき 委員長  他に質疑はございますでしょうか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○伊藤のぶゆき 委員長  質疑なしと認めます。  次に、各会派から意見を求めます。 ◆渡辺ひであき 委員  継続で。 ◆大竹さよこ 委員  継続でお願いします。 ◆横田ゆう 委員  この陳情の趣旨は、特別に配慮が求められる医療的ケア児の命を守る災害対策を求めるものですので採択を求めます。 ◆おぐら修平 委員  継続でお願いします。 ◆長谷川たかこ 委員  早急に行っていただきたいと思いますので、採択でお願いいたします。 ○伊藤のぶゆき 委員長  これより採決をいたします。  本件は継続審査とすることに賛成の方の挙手を求めます。       [賛成者挙手] ○伊藤のぶゆき 委員長  挙手多数であります。よって、継続審査と決定いたしました。  次に、(2)元受理番号25 原子力発電所の被災、事故に対応する「地域防災計画」の早急な具体化を求める陳情を単独議題といたします。  前回は継続審査であります。  執行機関は変化ございますでしょうか。 ◎調整担当課長 特段の変化はございません。 ○伊藤のぶゆき 委員長  それでは、何か質疑はございますか。 ◆西の原えみ子 委員  私、この陳情の具体的にというところで、陳情の理由の中の4番目に、各担当部署があらかじめ定められた担当する内容、項目を直ちに組織的に実行する必要があるということが出されておりまして、そのところで少しお聞きしたいと思うんです。実際、10月7日の10時41分、22時ですね、震度5強の地震が発生したときに、区の初期対応といいますか、それはどのように行ったのでしょうか。 ◎災害対策課長 職員体制につきましては、震度5強でしたので、緊急参集ということで、区民事務所等に集まりまして、現場周辺被害状況の把握、また、我々で言うと危機管理部が参集しまして、全体的な指揮を行ったということになっております。 ◆西の原えみ子 委員  そこで、ちょっとお聞きしたいんですが、災害対策本部を設置するだとか職員の方の参集とかというところでは、具体的に、区民事務所に、役職の方も含めて参集をしたとか、どういう職員の、どこまでの方たちが来るようにというようなところは、実際、この計画の中でうたわれているんでしょうか。 ◎災害対策課長 基準の中で職員配備体制ございますので、細かく言うと、震度6を超えると全員参集にはなります。今回、震度5強でございましたので、緊急災害対策ということで、もともと割当てられていた職員が区民事務所の方に参集をさせていただきました。これは係長級以下の者でございます。  災害対策本部を立ち上げるまではいかなかったので、緊急災害対策ということで危機管理部の職員、また管理職などは基本的には参集したというところになります。 ◆西の原えみ子 委員  そういう中で参集をされて、一体何をしたっておかしいんですけれども、どういう業務をされたか教えてください。 ◎災害対策課長 本庁舎に参集しました職員については、危機管理部中心に全体の指揮を行いました。また、各所属においては各所属が所管している業務といいますか施設などの点検、また、区民事務所に参集した職員については、区民事務所周辺の地域の被害状況の把握というところをさせていただいております。 ◆西の原えみ子 委員  被害状況というところでは、区民からの情報であるとか、あと、警察署、消防署などからともあるんですが、その辺はどのような形だったか教えてください。 ◎災害対策課長 災害が起こると災害対策課の方に一報を入れるという認識というか、意識の方が多かったもので、例えばですが、下水の漏水ですとかそういったところ、あとは、スーパーのところから消火液が漏れているというような情報が災害対策課に電話で入っているというところが多かったです。 ○伊藤のぶゆき 委員長  西の原委員、少し、陳情と趣旨がずれています。これ以上続けるならその他でやっていただいてもよろしいですか。 ◆西の原えみ子 委員  結局、こういう災害のときに、前回もお聞きしたときに、原発などの危険があったときには、そういう本部も立ち上がって、そこからいろいろ、こういう形で情報が来てくるということは聞いておりましたので、今回も、そこまでは至らずにということで、ただ計画に従って職員を参集させてきたということで確認させていただきたかったんですが、よろしいですか。 ◎災害対策課長 基準の中に従って参集をしたというところでございます。 ○伊藤のぶゆき 委員長  他に質疑はございますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○伊藤のぶゆき 委員長  質疑なしと認めます。  次に、各会派から意見を求めます。 ◆渡辺ひであき 委員  継続でお願いします。 ◆大竹さよこ 委員  継続でお願いします。 ◆西の原えみ子 委員  緊急事態に備えてということで、原発の問題に関しても本当に危険なことというところでは、日頃きちんとしていかなければいけない、そういう中では具体化も含めて、是非採択を求めます。 ◆おぐら修平 委員  継続でお願いします。 ◆長谷川たかこ 委員  継続でお願いします。 ○伊藤のぶゆき 委員長  これより採決をいたします。  本件は継続審査とすることに賛成の方の挙手を求めます。       [賛成者挙手] ○伊藤のぶゆき 委員長  挙手多数であります。よって、継続審査と決定をいたしました。  次に、(3)受理番号14 放射能汚染から子どもの健康を守るための陳情を単独議題といたします。  前回は継続審査であります。  執行機関、何か変化はありますか。 ◎危機管理部長 特に変化はございません。 ○伊藤のぶゆき 委員長  それでは、質疑に入ります。  何か質疑ございますでしょうか。 ◆横田ゆう 委員  今回の足立区の地域防災計画には、これまで記載がなかった放射線量把握体制の整備というのが明記されて、空中放射線量率定点測量定置、区内4か所と、モニタリングポスト測定値、舎人公園となっており、このことについては大変大きな評価をしているところですが、実際、区が管轄している4か所はどのように測定をしているのでしょうか。 ◎生活環境保全課長 場所は区内4か所でございまして、中央公園清掃事務所と、清掃事務所の曙分室ということと、あと綾瀬の方の保健センターでございます。  区内満遍なく、均等に広範囲になるように設定の方をさせていただいております。 ◆横田ゆう 委員  測定の方法というのは、どんなふうに、何か機械があって、あらかじめ設置されたりとかしているわけですか、それとも職員が施設の外に出てやっているんでしょうか。 ◎生活環境保全課長 大変失礼いたしました。測定方法は、朝の午前中9時に職員が機械を持って行きまして、5cmと、50cm、1mのところを5回測りまして、30秒間測るんですが、その平均値測定値とするという方法で測らせていただいております。 ◆横田ゆう 委員  そうすると、5cmと、50cmと、1mと、3つ測っていらっしゃるんですね。私は測定器というのは、あらかじめ設置されているもんだと思い込んでいたんですけれども、持ち運びができる、いつものよく使う測定器を使って、例えば、職員が公園の真ん中とかそういうところに持っていって、こうやって測っているということなんですか。 ◎生活環境保全課長 ポータブルのハンディーなもので、当日にその都度持っていって測るということでございます。 ◆横田ゆう 委員  そうすると、例えば、中央公園だったら、区の職員とか保健所、東部保健センターでしたか、だったら、そこの保健師とかそういう方が持ち運んで測っているという感じなんですか。 ◎生活環境保全課長 中央公園につきましては、当課の方で測らせていただいております。そのほかの3か所につきましては、そこにお貸しして、機械を置きっ放しというか、そこに機械を置いておいて、それぞれの所管のところで測っていただくということで、数値は我々の当課の方に集約していただくという形になっております。 ◆横田ゆう 委員  分かりました。同じ場所で、同じ時間で毎日測るということは非常に重要なことだと思っているんですけれども、やり方次第では、4台しかないというその機械も、例えば、週1回でも月1回でも、区民が心配なさっている放射線が高いんじゃないかと思われているようなところに持ち運んで検査をするということもできるんではないかなというふうに思いますけれども、いかがでしょうか。 ◎生活環境保全課長 測定器につきましては、予備機も含めて5台ございますが、前回の答弁の繰り返しになりますが、ほかの周辺の自治体の状況を調べますと、貸出しを行っている件数は毎年減少しておりまして、利用者も固定化しているということで、今のところ貸出しの方は考えてございません。 ◆横田ゆう 委員  貸出しではなく、区の職員が、ある程度高いところを、例えば、心配されているのは大谷田公園とか花畑公園とか、区民の心配というのはそこなんですね。そこを測ってほしいということなんですが、毎日じゃなくても、そういう測るということを工夫もできるんじゃないかという提案なんですが。それから、例えば、子どもが遊ぶ砂場なんか、公園とかそういうところはやはり心配ですので、5cmで測ってほしいというこの陳情の要望なんです。  定期的な毎日の測定も、測定器をあと6台増やせばこの陳情の趣旨である10か所を測ることができるわけです。だから、やはりやる気があるか、ないかということなんだと思うんです。  放射線濃度が高いはずがないという思い込みという、そういう発想からではなく、区民の要望に応える姿勢に立って、細かくいろいろな場所で測っていただきたいというふうに思っているんですが、そういうことで、区民の安心安全な足立区を目指していくという姿勢の立場に立っていただきたいというふうに思っておりますが、いかがでしょうか。 ◎危機管理部長 以前から御答弁申し上げておりますが、放射線の測定につきましては、点で調べるというよりかは面で調べて把握をしていくという形で、5か所で、区内のある一定程度の部分を均一に図っているということで考えてございます。  したがいまして、新しく調査するポイントを増やす考えは、現在のところございません。 ◆横田ゆう 委員  こういった要望が出ているわけですから、是非本気で検討していただきたいというふうに思います。  それから、3.11直後は、皆さん、どんな方でも目に見えない放射能に恐怖を抱いていて、足立区はその直後に、区内で870か所の施設、1万1,360か所で測定をして、190か所の低減対策を行っていますけれども、その場所については現在把握していますでしょうか。 ◎資産管理課長 区有地における区基準放射線超過物質埋設情報ですけれども、これは各所管の方で埋めたという情報を、資産管理の方で集約して資産管理課の方で管理させていただいております。 ◆横田ゆう 委員  そうすると、それは何か所ぐらいになりますか。 ◎資産管理課長 今、こちら手持ちの資料で把握すると125施設です。 ◆横田ゆう 委員  それで、例えば、今年に入ってから、3月頃に、区内の保育園の砂場で放射能汚染があって、それが低減措置をしていたけれども、学校法人に移管する際に、譲渡契約時に説明がなかったということで大きな問題になりましたけれども、このようなことが二度と起きないようにしなければならないと思っていますけども、よく、公園とか保育園、小・中学校、道路などで土地を譲渡したり、また、掘り返したりする工事をするということはよくあることなので、これは、すぐにそこの施設で何か出来事があったときに、ここにありますという形で対処できるようになっているんでしょうか。 ◎資産管理課長 各施設、埋設している場所についても、しっかり配置図に埋設箇所をお示しというか記して、資料として保存していますので、何かあった場合すぐに確認できるように、対応できる状態でございます。 ◆横田ゆう 委員  すると、放射線を埋設したもののデータの管理というのは資産管理になるということなんですね。 ◎資産管理課長 各所管では管理していますけれども、それを資産管理課の方で集約して持っているので、詳細は各所管になりますけれども、集約自体資産管理の方でしていますので、まず、どこに何があるかというのは資産管理課の方に問合せていただければ、すぐ分かるようになっております。 ◆横田ゆう 委員  危機管理課とか生活環境保全課の方では、それは一定分かっているわけですか。 ◎危機管理部長 当然ですけれども、連携をしてやっていますので、資産管理が管理をするのは、やはり財産をどこかの法人等にお渡しする際には、当然、資産管理が入ってきますので、危機管理メインというよりかは資産管理メインでやった方が漏れがないということで、資産管理メインの担当としております。 ◆横田ゆう 委員  また二度とこういうことがないように是非よろしくお願いしたいと思います。 ○伊藤のぶゆき 委員長  他に質疑はございますでしょうか。 ◆西の原えみ子 委員  1点なんですが、前回、この件で、危機管理部長の方が走行サーベイやっているから、それも面的にきちんとやっているから大丈夫だとおっしゃっていたんですが、私が記憶するには、この走行サーベイ、事故が起きた二、三年後に1回やったことは分かるんですが、それ以降、直近ではやられているかどうか教えていただけますか。 ◎危機管理部長 前回の御答弁で申し上げたのは、その以前1回やったことを指して、走行サーベイをやっても高い数値が出なかったのでという御説明をしたというふうに記憶しております。その後はやっておりません。 ○伊藤のぶゆき 委員長  他に質疑はございますでしょうか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○伊藤のぶゆき 委員長  質疑なしと認めます。  次に、各会派から意見を求めます。 ◆渡辺ひであき 委員  継続でお願いします。 ◆大竹さよこ 委員  継続でお願いします。 ◆横田ゆう 委員  子ども放射能から守るための施策というのは、本当に早急に実施すべきものと思いますので、特に、子どもが遊ぶところで5cmで測るとかそういったことは非常に重要と思いますので、採択を求めます。 ◆おぐら修平 委員  継続でお願いします。 ◆長谷川たかこ 委員  先ほどの御回答で、点ではなく面で測っていくということはよく分かったんですけれども、今も共産党の委員からもお話がありましたが、私もお母様たちといろいろとお話したことはあるんですけれども、子どもが遊ぶ公園については、やはり除染基準値指標を5cmにしてもいいのではないかと。即時対応策として、できるところからやるというところで言えば、5cmで測っていただいても、そんなに区としても負荷がかからないかと思いますので、その部分、是非建設的に御検討していただければと思います。継続でお願いします。 ○伊藤のぶゆき 委員長  これより採決をいたします。  本件は継続審査とすることに賛成の方の挙手を求めます。       [賛成者挙手] ○伊藤のぶゆき 委員長  挙手多数であります。よって、継続審査と決定をいたしました。  以下の審査に直接担当でない執行機関の退席を認めます。       [執行機関一部退席]
    伊藤のぶゆき 委員長  次に、報告事項に入ります。  ①アレフオウム真理教)対策についてを危機管理部長から、②簡易公募型プロポーザルの実施結果について、③令和3年度地区防災計画及びコミュニティタイムラインの策定の進捗について、④防災普及啓発マグネットシート全戸配布について、以上3件を総合防災対策室長から報告があります。 ◎危機管理部長 恐れ入りますが、災害・オウム対策調査特別委員会報告資料の2ページを御覧いただければと存じます。  アレフオウム真理教)対策についてでございます。  先週の土曜日になります11月13日の午後1時半から、足立入谷地域オウム真理教アレフ対策住民協議会抗議行動がございましたので、御報告申し上げるものでございます。  場所については、アレフ入谷施設前。内容といたしましては、抗議文の読み上げ及び投函でございます。  参加者については、括弧で予定としてございましたが、この記載の方々に御参加をいただいております。総勢で30名程度となってございました。  また、今後の抗議行動についてなんですけれども、例年11月と3月に抗議行動を開催しておりますので、3月については、また、協議会の皆様が御検討をしていくということになってございます。 ◎総合防災対策室長 それでは、3ページを御覧ください。  件名、所管部課名については記載のとおりでございます。  足立区駅前滞留者対策推進協議会運営等支援業務委託でございます。  特定された業者については、SOMPOリスクマネジメント株式会社でございます。  選定の過程は、7月20日から、記載のとおり、最終プレゼンテーションが10月13日で決定をしまして、11月19日、契約を結ぶところでございます。  続いて5ページを御覧ください。  5ページの方は、提案書特定結果、評価結果でございます。  続きまして、6ページでございます。  件名、所管部課については記載のとおりでございます。  地区防災計画策定進捗状況でございます。  これまでの書き方と多少変えまして、地域の表を別途設けさせていただきました。7ページのA3の別紙でございます。これによって、このスケジュールによって行っているところでございます。  続きまして、8ページでございます。  件名、部課名については、記載のとおりでございます。  防災普及啓発マグネットシート全戸配布についてでございますが、これまで作ったものについて評判がよかったというところもございますので、また、防災無線が聞こえない、雨等でもさらに聞こえなくなるというお話もございますので、この際、全戸に配布をしたいということで、配布の予定をしているところでございます。作成枚数については40万枚、作成経費については1,800万円余ということでございます。 ○伊藤のぶゆき 委員長  それでは、質疑に入ります。  何か質疑はありますか。 ◆にたない和 委員  まず、アレフ対策についてちょっとお伺いさせていただきたいんですけれども、今回、今年度入ってから報告とかというのは、例えば抗議行動であるとか、観察処分の更新であるとか報告書の請求だったりとかというところであったと思うんですけれども、久しぶりに報告が出てきましたので、ちょっとお伺いさせていただきたいんですけれども。コロナによる影響というのは、いろいろなところで波及している中で、今回、何というんですかね、アレフ勧誘活動とかというのもコロナの影響というのは出ているのかなと推測されるわけなんですけれども、こういった抗議行動以外の部分での報告とかがないもので、これというのは動きがないということだと認識していていいのか、それとも、まだ情報がうまく把握できていないのか、動きが把握できていないのか、そこら辺についてはいかがでしょうか。 ◎危機管理部長 公安調査庁ですとか、警視庁ですとか、ほかの自治体の方々については密に連絡を取り合って情報の把握はしてございますが、大変恐縮でございますが、なかなか委員会等に御報告しづらい情報もたくさんあるものですから、なかなか報告の回数が少ないことについては御了承いただければと思っております。 ◆にたない和 委員  つまり扱う情報の扱いにくさとかというのがあるとは思うんですけれども、その中で、区民全体に関わるような非常に大きな動きというのは今のところはないという認識で大丈夫ですか。 ◎危機管理部長 区民の皆様、特に地元の方々については非常に恐怖心を抱いているというのは我々も十分認識をしております。もし仮に、広く足立区の区民の皆様にお知らせをしなければいけないような事態があれば、それは速やかに対応したいということで考えてございます。 ◆にたない和 委員  分かりました。ありがとうございます。以上で。 ○伊藤のぶゆき 委員長  他に質疑ございますでしょうか。 ◆長谷川たかこ 委員  防災普及啓発マグネットシート全戸配布についてなんですが、今回、足立区洪水ハザードマップの配布時に一緒に同封するということで、以前ハザードマップを業者にお願いしたときに、きちんと全戸配布されていなかったということで、その後の対応がかなり長引いてしまい多くの区民の皆様に御迷惑と御心配をおかけしたという経緯があります。  今回、またハザードマップと一緒にマグネットシート全戸配布ということなんですが、また民間の業者に委託されると思うんですけれども、きちんと全戸配布されるのかどうかというところで、私自身もすごく心配しているところなんですが、いかがでしょうか。 ◎企画調整課長 前回の平成31年のときに配らせていただいたときには、区民の皆様のところに配られなかったという事案が生じたということで、大変御迷惑をおかけして申し訳なかったです。  今回は、その辺の轍を踏まないように、今のところは、郵政の方にお願いをして、住所特定をせずにポスティングみたいな形で、前回、国の方でアベノマスクと言われたマスクを各御家庭に配ったような形でハザードマップと今回のを併せてマグネットシートを配布したい。であれば、100%完全ということではないかもしれないですけれども、ほぼ、皆さんの御手元に届くのかなと。また、万が一届かない場合は、その辺は職員も含めて丁寧に対応させていただいて、全戸配布を目指していきたいと考えております。 ◆長谷川たかこ 委員  区民の皆様にマグネットシートとかハザードマップ全戸配布されているかどうかお分かりにならない方もいらっしゃると思うので、それは町会・自治会単位とか、それからあと、広報とかにも、いついつからいついつまでの期間に配布するので、もし手元に届かない場合にはこちらまで御一報くださいということを、区民の皆様に分かりやすく丁寧になさるのが一番よいかと思いますが、いかがでしょうか。 ◎企画調整課長 長谷川委員おっしゃるとおり、事前に、区民の皆様方にホームページやSNS等も通じながら、また、区民事務所でも配布等、あと、町会の方にもPR等をしっかり丁寧にやっていきたいと思います。 ◆長谷川たかこ 委員  今回は必ず全戸配布をしていただきたいと思いますので、そういうところで漏れがないように、確実に配布されるということが担保されるように、区としても、今後、今まで以上に丁寧に行っていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○伊藤のぶゆき 委員長  他に質疑はございますでしょうか。 ◆横田ゆう 委員  アレフ対策について伺います。  私、地元の議員なので、特にいろいろと資料を読んでいましたところ、読売新聞で、公安調査庁は、10月25日、アレフが団体規制法の観察処分で義務付けられていた構成員などの報告をしなかったということで、再発防止処分を公安調査委員会に請求したということです。認められれば、一部の施設の使用や勧誘など6か月禁止されるということが報道されていました。  先ほどの報告では、10月13日に、住民協議会の役員の抗議行動の報告がありましたけれども、私も毎回行っていたんですが、このコロナで行けなかったんですが、そのときに、外見からしか見られませんけれども、何か変わった様子というのは全く見られていないんでしょうか。 ◎危機管理部長 私も定期的に施設のところには行きますけれども、特段、この二、三年の間で施設の外見が変わったとか、そういったことは見受けられません。 ◆横田ゆう 委員  本当に、内部でどんなことが起こっているのか、コロナがどんな影響をしているのか、内部のことは私たちは分かりませんけれども、何かあったら御報告をお願いしたいと思います。  それから、コロナの感染拡大が収束したら、また、住民の皆さんと一緒に抗議デモに行きたいので、是非よろしくお願いしたいと思います。 ○伊藤のぶゆき 委員長  他に質疑はございますでしょうか。 ◆吉田こうじ 委員  まず、簡易公募型のプロポーザルの実施結果を御報告いただいたんですけれども、こちらの方で幾つか質問させていただきます。  こちらのプロポーザルを行うときに、5ページの方に、調査項目の中で、提案依頼の理解度ということで、足立区の方からは具体的にどのような課題と提案を示されたのか教えていただきたいのですが。 ◎災害対策課長 課題は、3.11のときに駅前滞留者が多数発生しましたので、そういったことをもう二度と起こさないようにどういった対策をしておいた方がいいでしょうかというようなところでございます。  また、もう一つの課題としましては、実現するに当たって、なかなか具体性が、区の方でも今まで詰め切れておりませんから、そういった具体性を、専門的な知識を、知見を生かして対策を提案してもらいたいというところでお願いをしております。 ◆吉田こうじ 委員  分かりました。あとこれは、取りあえず、北千住ルールというのが協議会皆さんとずっと続けられてきて、ある程度そういうものも固まっているとは思うんですけれども、7月の災害・オウム対策調査特別委員会で、なかなか皆さんに集まりづらいとかいろいろな課題もあって、こういうプロポーザルを行うという御報告はいただいていたんですけれども、これは具体的に、例えば、足立区全体の滞留者対策という視点でいくのか、それともまずは北千住駅を中心でということで考えられていくのかお願いいたします。 ◎災害対策課長 御質問の御回答として、まずは東京都からの補助金も受けてございますので、利用者が多いということで、北千住駅と綾瀬駅、ここを中心的に考えております。 ◆吉田こうじ 委員  分かりました。あと、こちらに関しては、この対策案の改正ですとか、対策案を提示してもらうとかそういうことであって、例えば、今ある北千住の協議会、ルールを策定していただいている協議会皆さんと連携していくとか、実際に災害が起こったときにどうのというよりも、その計画を策定していくためのお手伝いをいただくという感覚でよろしいんでしょうか。 ◎災害対策課長 実現可能な計画を立てるためのアドバイス、支援をいただくというところもございますし、立てた計画に対してどこまで協議会の構成員の方々ができるかということもございますので、協議会の運営含めて事業者に委託をするというところでございます。 ◆吉田こうじ 委員  分かりました。あと、また別件なんですけれども、先ほども質疑がありました防災普及啓発のマグネットシート全戸配布についても1点だけ伺います。  これは、作って間もないときに私も少し頂いて、地域の方に配って非常に好評だった。「私もください、私もください」というお声をいっぱいいただきました。これは非常にいいことなんですけれども。つい先週、先々週あたりに、地域の方から「うち、やっぱり聞こえないのよ」というお声をいただきまして「スピーカー増やしていただけないの」という声もいただきました。今、仕組みをデジタルにしたり、聞きやすいような対策を一生懸命練ってやったところなんですけれども、それでもなかなか聞きづらい方には、こういった電話番号とかもあるんですよというのを御紹介しながらお話したんですけれども、まず、このマグネットシート全戸配布するときに、シートだけ突然全戸配布されるのか、チラシやなんかと一緒に全戸配布を考えてらっしゃるのか、その点だけ伺いたい。 ◎災害対策課長 ハザードマップと一緒に配るというところを考えてございます。これは、どうしても台風近づいたときに聞こえづらいというところが多いと思いますので、吉田委員の御発言で言うと、通常からもというところがあると思いますが、出水期ですとか、そういう危機意識を高めていただくために、ハザードマップと一緒に配るというところで考えております。 ◆吉田こうじ 委員  ただ、その方もおっしゃっていたのは、ふだんは構わないと。だけれども、本当に何かあったときに、聞こえなかったときに、何か出遅れたがために被災してしまうようなことになったときに、何であのときに一声上げて、聞こえなかったということを伝えなかったんだろうという後悔をしたくないんだというお話でした。  電話をするというのは、その方がお元気で、その方に意識があって電話をするという行動に出られると思うんです。ですけれども、防災無線というのは、どういう状態にあっても聞こえてきて危機意識を高めていただくという部分では、私は、これからも防災無線の、より1人でも多くの方にきちっと聞いていただくような取組というのは、私は進めていくべきだなというふうには思うんです。そういう意味では、今回、その防災マップをお配りいただくときに、防災マグネットシートをただ配るというよりも、今、区としては、こういう取組でここまで進めてきたんだと。これからもきちっと区民の声を聞きながら、改善に向かってまいりますというような文章も入れながら、現状の段階では、皆さんのちょっと手をかけるかもしれないけれども、こういう電話で、聞き取りづらい部分は聞き直してくださいというような発信を、きちっと私はしていくべきだなというふうに思うんですけれども、その辺についてはいかがでしょう。 ◎総合防災対策室長 今、吉田委員おっしゃるとおり、受け手側は、いろいろな方法があった方がいいということでございます。今の状態では、防災無線も、通常時は聞こえても、雨が降ったり、台風時に聞こえるかどうか、その辺の調査もするとかなりの費用がかかります。そういうところで、いろいろな方法、選択ができるような、さらにいい方法が出てくれば、それも付け加えて、皆さんに情報が行き届くように進めてまいりたいというふうに考えております。 ◆吉田こうじ 委員  是非区として、皆さんの予算を使って、いろいろ努力をしてここまで来ています。だけれども、今の状態でいざというとき聞きづらい場合はこれをお使いくださいという姿勢で、ただ、聞こえない人はこれで電話して聞いてねというようなそういうイメージを持たれることのないように、その分、一生懸命やっているわけですから、その辺を区民の皆さんにきちっと説明して、納得していただけるような周知と一緒にシートを配っていただけるといいかなと。  私たちなんかが配るときはその辺はちゃんと説明しながら皆さんにお話をしているんですけれども、ただ配られた側からすると、今いっぱいマグネットシートいろいろなのが来ます。トイレが詰まったらとか、水道がどうしたらとかというのが、マンションなんか特にすごいいっぱい来るんですけれども、ああいうのもみんなあちこちに捨てられて無駄になってしまう場合も多々考えられますので、そういう思いのこもったマグネットシートなんだと、皆さんの命を守るマグネットシートなんだということをきちっと周知していただきたいという要望を加えさせていただきたいんですけれども、いかがでしょうか。 ◎総合防災対策室長 吉田委員おっしゃるとおり、ただ配っても意味がない。命を助ける、そういう方策の一部としてこれを生かしていければというふうに考えておりますので、情報発信を、きちっと皆さんに届くように続けてやっていきたいというふうに考えております。 ○伊藤のぶゆき 委員長  他に質疑はございませんか。 ◆渡辺ひであき 委員  私も、足立区駅前滞留者対策推進協議会運営等支援業務委託についてお伺いをしたいと思います。  そもそも自分で調べてくればよかったんですけれども、できてなくて申し訳ないですが、名称、SOMPOリスクマネジメント株式会社、どのような会社か教えてください。 ◎災害対策課長 名前にあるように、様々な災害ですとか損害ですとか、また、手広く健康なども扱っている事業者ということで聞いてございます。 ◆渡辺ひであき 委員  この会社が駅前滞留者対策等について過去に、ほかに実績はあるんでしょうか。 ◎災害対策課長 直近で言うと、今年度も含めてなんですが、新宿駅ですとか、三宮駅ですとか、八王子駅、そういったところで実績がございます。 ◆渡辺ひであき 委員  正に新宿は、やはり平成28年に同じような協議会を立ち上げて、これまで協議を続けてきて、そのSOMPOリスクマネジメント株式会社がやったというふうな情報を得ました。会社の細かい内容については伺わなかったので、今、聞いてみました。  ただ、足立区が立派だなと思うのは、東京駅前滞留者対策だとか池袋駅、大きなターミナルですから、調べてみると出てこないんです。僕らが駅前滞留者対策で調べると、最初に出てくるのは東京都です。23区の自治体、東京の中では一番最初に来るのは足立区なんです。これは大変立派なことだというふうに思っておりまして、これまでも、北千住ルールについては、いろいろ申し上げてきた自分としては大変うれしく思うわけでありまして、前から申し上げているように、是非ブラッシュアップをしていただきたいというふうに思っております。  また、第4回定例会、もうすぐ始まりますけれども、その中でも、災害・オウム対策調査特別委員会ではこのように質疑をさせていただいておりますが、本会議の場でなかなか区民の皆様にお知らせする機会がないので、同じような質問は入っておりますが、是非御理解を賜りたいというふうに思います。  それで、この報告の5ページの中に項番6とあって、足立区の地域特性や抱える課題を理解しているかという、50点の配点に対して29点、この点数の低さがちょっと気になるんですが、これについてはどのような見解がありますか。 ◎災害対策課長 渡辺委員おっしゃるとおり、ここの部分は、地域の特性が、やはり足立区、特性を基に対策を取らないといけないと考えております。一義的に出てきたところが、滞留者発生したときに、新宿区などでは公園に避難をさせるというようなところがございますが、足立区ではそういった避難をしていただくような公園が少ない。そういったところの分析を今後、やはり提案の段階では若干弱い部分があったかなというところでこういった点数になってございます。 ◆渡辺ひであき 委員  今、私も新宿ルール見ましたけれども、東西に公園があって、そちらに分散できるような形になっています。足立区、北千住駅の場合は、綾瀬駅はちょっと置きまして、北千住駅の場合は、東西通路もあそこしかないということもあったりして、駅のコンコースを通ってどうなのかということも含めて、それからまた、前回から申し上げているように、中で飲食店も、最近、随分できましたから、そこで火災が発生してしまったとき、それから障がい者の方々もいらっしゃる、どこが使える、使えない、そういうことがたくさん出てくると思うんです。そういうことも含めて、事業者任せだけでなくて、当然、区の職員の方も入るんでしょうけれども、そういう形で業務委託されているのか、確認をしたいと思います。 ◎災害対策課長 今まで、現在の北千住ルールですと、やはり地域の方々に結構お任せといいますか、順次、集まった方から対応していただくと。区もそこに合わせてということでございましたけれども、やはり事業者それぞれ自分の業務もある中で、一定程度、区が主導的になりながら、どこまで協力をしていただけるかというところで、今後、検討していきたいということで考えております。 ◆渡辺ひであき 委員  それから、会議体に参加をされている方々、鉄道事業者だとか地域のマルイやルミネも入るんでしょうけれども、そこがある程度固まってきたら、町会の方々に入っていただくとか、地域の学校の関係者に入っていただくとか、そういうようなことも考えるべきだというように私は思っているんですが、区はどのようにお考えなのかお伺いしたいと思います。 ◎災害対策課長 地域全体でやはり対応当たっていかないといけないかなと考えておりますので、現在、鉄道ですとか、それこそ渡辺委員おっしゃったように、マルイ、ルミネですとか、商店街など含めてございますので、どういった方々が協議の中に入っていただくのが適当かというところは検討していきたいと。 ◎総合防災対策室長 今までは、やはり千住の方々、事業者も含めて、そちらにお任せする部分が多かったというところで、これは足立区が中心となって入っていかない限りはそれが解決できないだろうということで、区が中心になってやっていくというところの計画を立てたいということで委託を出させていただいていますので、区の方が中心になって話合いの場を持って、皆さんの役割はこういうふうにやっていただきたいというお願いをしながら進めていきたいというふうに考えております。 ○伊藤のぶゆき 委員長  他に質疑はございますでしょうか。 ◆小泉ひろし 委員  最初に、アレフの対策なんですが、新型コロナウイルスの感染防止の観点から縮小して、3月に続いて11月行われたわけですけれども、今後、やはり住民というか足立区民にとって関心が薄れたり風化していくことは恐れなきゃいけない。そういう中で、例えば、防犯活動における見せる防犯活動じゃないですけれども、見せる抗議活動というか、そういう意味でも、箱物じゃなくても、このデモなんかは、できれば参加する人だけじゃなくて、そういう関心持ってもらうという部分では、そういうことは定期的にできれば望ましいのかなというふうに思うんですが、次回、普通ですと3月とか、その次はまた1年後の11月だと思うんですが、協議会の方々の御意見もあるでしょうけれども、外だけでやるとしたら、体育館とかは使わないで、比較的距離もあるし、危険性は薄いんじゃないかと思うんですが、今後そういうことについては、3月にできるかどうか分かりませんが、今のところ、現在のところ、どのようにお考えでしょうか。 ◎危機管理部長 住民協議会の方々は、やはりデモ行進と、情報、古くなっていっちゃいますので、勉強会をやりたいという意向は強くございます。コロナの感染状況を見ながら、住民協議会の方々をサポートしていきたいなということで考えております。 ◆小泉ひろし 委員  次に、マグネットシートというか、この配布に関連して、ハザードマップの配布時に同封するというお考えで調整中ということだと思うんですが、確かに評判、非常にいいと思います。関連で、このハザードマップ、今現在どういう形態のものをお考えなんですか、サイズとか、折りたたみなのかブックなのか。 ◎企画調整課長 前回のハザードマップ、前回というか今のやつはこちらで、       [資料を提示]  基本的にはサイズと紙の材質については同じもので、若干、情報量が増えるんで、ページ数も少し増えるような形で、今、編集等も含めて中身のところを精査させていただいているところでございます。 ◆小泉ひろし 委員  全戸配布ということで、基本的には家庭で防災意識とか、こういうことをしっかりと、いざというときに活用していただくように、いいことだと思うんですが、片や、本当に災害が起きると混乱したり、例えば、連絡にしても、防災無線にしても、あたふたしたりするような事態もあるかと思うんですが、例えば、集合住宅なんかは、多くの方は1棟の中にたくさん住んでいらっしゃる、こういうようなところに、ある某マンションでは、防災マップだとか、ハザードマップを施設の中の美観の問題があって、例えば、マンションだったら、理事会だとか、または自治会の御理解、また許可が必要なのかもしれないんですけれども、多くの人が目に付くようなところに、細かいことじゃなくても、いろいろな全体像が分かるそういうものを掲示するとか、または、こういうマグネットシート的なものも目に付くところへ設置するような、そういう工夫も必要かなと思うんです。あえて別のものを作るかということじゃないんですけれども、今後、このような情報が多く集まる、また出入りする、そういうようなところにも掲示してくださいとか、また、そういうものを拡大コピーでもいいかと思うんですけれども、そのような考えというのはいかがでしょうか。 ◎災害対策課長 やはり防災意識の向上というところで非常に効果があるかなというところで考えてございます。小泉委員おっしゃるように、私有地のところでございますので、住民の方々の理解がすごく必要になる部分も多いかと思いますので、区としては防災意識の啓発というところと、そういったものをどうでしょうかというところの御提示をまずは進めていきたいかなというところで考えております。 ◆西の原えみ子 委員  私も2点質問させていただきますが、まず、簡易公募型プロポーザルの実施結果についてですけれども、私も北千住ルールのことを前々回も質問させていただいて、ちょっと読ませていただいていたんですが、今回、10月7日の震度5のときに、駅前の滞留者に対応するということで、千寿本町小学校を開放したということをお聞きしましたけれども、ここに、この協議会というのが関わっていろいろやったのかどうか教えていただけますか。 ◎災害対策課長 地震の発生が深夜10時41分ということもございましたので、千寿本町小学校の一時帰宅の施設の運営については、区の職員のみで行いました。ただ、校長先生はいらっしゃいます。 ◆西の原えみ子 委員  先ほど来、いろいろ質疑もありますけれども、協議会の方々が、対応可能な協議会メンバーが速やかに立ち上げるというような中身になっている中では、本当に、責任を持って、どこがというところで、区が中心になって、今後、ここのSOMPOリスクマネジメント株式会社と一緒に進めていくと、運営も含めてやっていただけるということなんですけれども、この辺に関しては、それこそ協議会運営も含めて、その選定も含めて進めていくという理解でよろしいですか。 ◎災害対策課長 おっしゃるように、帰宅困難者対策については、今後、区が一定程度、主導になって進めていきたいというところで考えてございます。  今回のこの事業者については、そういった進めるに当たっての後方支援といいますか、計画ですとか企画のアドバイス、あとは、定期的に集まって、みんなで内容を固める協議会の運営支援というところで考えてございます。 ◆西の原えみ子 委員  やはり区が中心になってといいますか、進めていくということが重要だと思いますので、そのところを実効性のある対策ということで是非進めていただきたいと思っております。  次に、令和3年度地区防災計画及びコミュニティタイムライン策定の進捗状況というところなんですけれども、実は、きっとコロナ禍でなかなか私の方に連絡が来なかったというのも重々承知はしているんですが、1番目のところの千住桜木町町会のワークショップが10月16日にやられていたと。2番目のコミュニティタイムライン策定の進捗ということでは、(1)の本木・関原地区は、10月10日にワークショップの②として行われたというふうになっているんですけれども、これは一体どのような内容で、どれぐらいの人が集まってやられたとかというのを教えていただけますか。 ◎調整担当課長 西の原委員おっしゃるとおり、コロナ禍であり、9月末まで緊急事態宣言ということで、なかなか区が出向いて町会の方々とお話するのはしばらく遠慮していたと。10月頭からそれが解除になり、今いよいよ、できなかったことが随時進めている中で、やはりコロナ禍ということで、各町会・自治会は、コミュニティタイムライン、町会長含めて5名程度で、今、進めさせていただいております。  また、千住桜木町町会につきましては、町会長とも御相談をいたしまして、町会の会合の最初、15分とか30分いただいてということで、そのときは10名程度、町会の会合ですので、会長の判断で集まっていただいた中に区が入って説明をさせていただきました。 ◆西の原えみ子 委員  私、それこそ2年前、3年前、千住大川町地区のところでワークショップに参加させていただいて、本当に勉強になって、まち歩きもするというところでは、町会の人たちが自分がどんなまちに住んでいて、危険なときどうすればいいかということが具体的に分かって、そういう意見も集約できてというところでは本当に重要なものだと認識しているんです。  ですから、今後、こういう形でやられるというところでは、お知らせもしていただきたいですし、私も是非参加をしたいと思っているので、その辺は十分お願いしたいと思っております。
     それと同時に、実際、千住大川町のところで、要するに建替えのときに、ぐっと下がってセットバックをするとか、隅切りのところを造るとか、そういう場所があったんです。建替えをするというふうになって、御相談を受けて行ってきたんですが、結局、千住大川町ってすごく込み入っていてそれこそ避難路となるとなかなかできていないと、それをセットバックをして道を造るとかといろいろなっていたんですけれども、そこの方が、実はそこの土地を売ってしまって、何とその狭い土地に新しく3階建ての屋上付き、屋上から花火が見えますよということでできたと。しかも、今まで皆さんが、高齢者の方が二、三軒ですけれども、生活道路としてといいますか、ごみを出すときにそこを通っていたとか、何かあったときに、そこの細い横の道を行き来してやってきたと。そこが、何といっぱいいっぱい境界線に建って、しかもブロック塀が付くという、そういう形になってしまったんです。  皆さん、とても驚いて、自分たちはもうここを通れないのかということで心配していて、でも、実際、それは境界線の中ですし、売る方は、そういうことで、プライバシーも守られて、安全で花火も見られてということで、やはりより高く売りたいということでやっていたとは思うんですが、実際、50年も60年も住んでいる方々にとっては、そこにいた方が売ってしまって、空き地にそういう新しいおうちが建つということに関して、本当は生活道路ではない、法律上は何でもないところなのが通れなくなってしまうということでは、非常に困ってしまうというお話を受けたんです。  これは法律上全く問題はないと思っているんですが、実は千住柳町のところにも、そうやって新しいおうちが建ったがために出入りが非常に大変になって細い道しかできないという方が引っ越してしまって、そこが結局、地主も奥の家をきちんと片付けないと何もできないという形になって、空き家状態でそのまま残っているというようなところもあるんです。  結局、本当に空き家が残っていたりとか、防災のときにそういう場所をつくらないじゃないですけれども、解決をしていくためにこういうことが進められ、そして、いろいろ状況を出しながらやっているのが、本当にボタンのかけ違えみたいな形で、今まで、地域お互いさまだねと言って自分たちのところを少しずつつくって、生活道路としてやっていたものが、新しいおうちが建つことによって、確かにセットバックはしても通れなくなって、コミュニティが壊れてしまうとか、住みづらくなるというような状況が出てきてしまう、いざ本当に奥が火事になったときは、今までここ通って逃げれたのにねというようなところでは不安も感じてしまっているとかというのが非常に出ているんです。  確かに、そういう点では、もちろん、きれいなまちづくりだったり、防災も関係して、法律もというところでは十分承知はしているんですが、住んでいる住民の方たちの本当に御意見を聞くとか、防災のときにどうしようとか、そういうことを区もしっかり把握していただいて、そのことを何というんですか、地区防災の中の中身として、それこそ皆さんで話合うということがすごい重要なんじゃないかなというふうには思っているんです。その辺いかがでしょうか。 ◎総合防災対策室長 申し訳ございません。今のお話で、地区防災計画の中で重要だというお話は重々分かります。ただし、建築基準法であったり、そういう問題がいろいろ絡んでいて、さらに個別の家について条件が全く違うので、今、お答えがなかなか難しいところでございます。  さらには、多分、建設委員会の方でお聞きになった方がよろしいのかなというような案件だと思いますので、ただ、1件ずつ相談していただければ、私、そういう仕事もしておりましたので、建築担当の方に言っていただければ解決するもんだというふうに考えております。 ◆西の原えみ子 委員  ごめんなさい。もちろんそうなんです。なんだけれども、私は、防災の観点だとか、せっかくこうやって地域でコミュニティタイムラインの関係だとか地区防災計画という話のこういう場所を組んでるわけですよね。ワークショップもやる、みんなでこうやってそこを見ていこう、ここが危険だよねと言いながら、それこそ、地域の皆さんと一緒にやっていくというところでは、防災に関しては本当に重要なことだと思うんです。  もちろん、法律を犯してまで、こうしろああしろはないです。もちろん、そこが住み替えということで、ずっと住んでいる方だったらいいんですよ、一緒に通っているから、お互いさまでやろうねというお話もできるし、ここはやはり逃げるとき重要だから空けようねということにもなるんだけれども、実際、売られてしまって、業者が来てとなると、今までそうやって進めてきたものというか、気を付けて、それこそ防災のために頑張ろうとやってきたものが、本当にその1戸の、ぼんと業者が建ててしまうことで壊されてしまうということに関しては、本当に、防災という観点からも、区もやっぱりここはこうしてもらいたいということも含めて、何というんだろう、住民側に寄り添った形での、それこそワークショップですか、こういうことも含めて、お話も聞いてもらいたいし、住民とのコミュニケーションも取ってもらいたいと、そういうことなんですけれども、いかがですか。 ◎総合防災対策室長 相談に乗らないと言っているわけではございません。1件ずつ条件が違います。地区防災計画も、法律にのっとってやらせていただいておりますので、道路が狭くなるということは、どういう条件だか、私は今、考えつかないんですが、1件ずつ、例えば、そういうワークショップをやったときにそういう相談があれば、その相談には乗らせていただきたい。今まで住んでいた方と新しい住んでいる方が違う法律でやっているわけではございませんので、その辺については1件ずつ相談をさせていただいて、1件ずつ対応させていただければなというふうに思います。 ◆西の原えみ子 委員  ちょっと平行線で。私はその法律に反してまでとかと言っているわけじゃないんですよ。3階建て建つことも、新しい人が来ることも、住民の方はちゃんと受け入れています。ただ、ブロック塀をもうちょっと低くしてもらいたいなとか、そこがやはり生活道路としてあって今までやってきたんだよというような、そういう地域の中、要望もあったり、コミュニティーだったりということも、ワークショップの中で出された中というか、そこを区も法律がどうのこうのだけではなくて十分加味していただきたい、地域を知っていただきたいということで、例としてお話したことですので、今後、ワークショップがまた始まるということでは、いついつありますよということで御連絡もお願いしたいし、私たちも参加をして、そういうまちの状況もよく知っていきたいと思いますので、その辺は重々お願いしたいと思います。 ○伊藤のぶゆき 委員長  傍聴人に申し上げます。静粛にお願いいたします。 ◎総合防災対策室長 西の原委員おっしゃることは、重々分かっていて発言をしております。皆さん集まっていただけるような状況があれば、なるべく多くの方とお話合いをしたい、ワークショップをしたいというのは区の方の考え方も同じでございます。これから、そういう状況が生まれれば、そういう形でワークショップを進めてまいりますので、御意見も、その際、言っていただければ、個々の案件によっては判断ができます。区も地域の方々の意に沿って進めてまいりたいというふうに考えております。 ○伊藤のぶゆき 委員長  他に質疑はございますでしょうか。 ◆おぐら修平 委員  私からは、簡易公募型プロポーザルの実施結果について、まず質問します。  今回、事業者を応募したところ、1者だったということでございますが、先ほども質疑ありましたが、実績のある事業者だということでございますが、他にこういうことをやっている、そういう経験豊富な事業者というのはほかにはないもんなんでしょうか。 ◎災害対策課長 幾つかあるということは聞いてございますし、こういったところで募集をかけるよという、営業ではないですけれども、お声がけはさせていただきましたが、最終的に公募に応じたのが1者だったというところでございます。 ◆おぐら修平 委員  あと、提案上限金額が500万円ということで、税込みということでなっておりますけれども、これがその内容によって、例えば高いのか、低いのか、採算が合わないから手を挙げなかったのかとか、その内容いかんにもよると思うんですけれども、この上限500万円としたその算定根拠について教えていただけますでしょうか。 ◎災害対策課長 今までは、協議会の運営支援だけでございました。ただ、そこに対して、これから企画の部分ですとか専門的なアドバイスをいただきたいということを含めて、今までの値段が約200万円強だったものを業務も増えたということで500万円ということになりました。 ◆おぐら修平 委員  今回、ほかにも事業者がいるにもかかわらず1者しか応募されなかったということで、今回はこれであれですけれども、今後またこういう場面が出たときに、もう一度その費用算定及びその依頼する内容について検証を進めていただければと思いますので、これは要望で、またお願いします。 ◎災害対策課長 年度年度で業務異なってくるとも思いますし、今年度の今回の公募については、次期のものもございましたので訓練等々含まれてございません。そういった訓練も含めるとやはり金額も変わってくると思いますので、状況状況に応じた公募をかけていきたいと考えております。 ◆おぐら修平 委員  続いて、4ページのところで、今、訓練ということもおっしゃって、正に私、それ質問しようと思ったところでございます。  まず、今後のスケジュール(予定)ということで、令和4年の大体2月から3月にかけて、主要協議会員のヒアリングということで一応、予定をされておりますが、主要協議会員というのはどういう方々をイメージされていますでしょうか。 ◎災害対策課長 やはり影響力が大きいというところがまずメインにはなるのかなと思っておりまして、鉄道事業者ですとか、商業事業者ですとか、また、あとは商店街ですとか、そういったところを想定はしてございます。 ◆おぐら修平 委員  正にそのとおりですね。あと、場合によっては警察署も交通整理、規制になってくるのか必要になってくるかなと思っております。警察署については、何か検討なりメンバーには加わっていますでしょうか。 ◎災害対策課長 警察署と消防署については、協議会のメンバーの中には含まれてございます。  今後、全体の地域ルールの後に、それぞれの個別の手順書等々考えてございますので、御答弁として、やはり協議会の中には警察署も含まれているということになります。 ◆おぐら修平 委員  今後の予定の第2回協議会の中で、イメージトレーニング(ワークショップ)というふうになっておりまして、先ほど答弁の中で訓練を入れると費用が上がるのでということでありましたが、私も、実際に、駅前で各協議会員の方々が集まって、この事業者も一緒になって実際に現場での訓練といったらいいのか、フィールドワークと言えばいいのか、実施されないのかなと思ったんですが、これは今回のプロポーザルの募集にはそこは含まれていないということでよろしいんでしょうか。 ◎災害対策課長 今年度のプロポーザルのスケジュールを考えたときに、やはりどうしても、まず、全体のルール、骨組みというところを優先させていただきました。訓練は、そういった想定の骨組みができたものに基づいて訓練やることが重要かと考えてございますので、今年度いっぱいで、まず、そこの全体的なルールというところを決めていきたいということで考えています。 ◆おぐら修平 委員  ということで、今年度いっぱいは、正にその枠組み、ルールを決めて、それ以降、枠組みが決まってから実際に訓練と言えばいいのか、フィールドワークと言えばいいのか、実施をするという、そういうイメージでよろしいですね。 ◎災害対策課長 おぐら委員おっしゃるとおりでございます。 ◆おぐら修平 委員  分かりました。 ○伊藤のぶゆき 委員長  質疑はございますでしょうか。 ◆杉本ゆう 委員  私も駅前滞留者の話なんですけれども、まず1点目なんですが、今日の議論を聞いていたら、取りあえず、今回、この会社の名前のSOMPOリスクマネジメント株式会社の方には、提案というか、計画をつくってもらうという話なんですが、今日の話を聞いていると、もちろん、区も関わっていかなきゃいけない、地域の人も関わっていかなきゃいけないという話なんですが、駅前滞留者が発生するときというのは、多分地震のときという想定だと思うんですが、地震のときもやはり地域の避難所が開設されると思うんですよ。いわゆる地域の役員という方々がそっちの方に行っちゃっていますよね、このときに、ごめんなさい、会社の方、プロの方なんで僕が一々おせっかいなことを言うのもどうかとは思うんですけれども、さっきおっしゃっていたように、民間の方々も入ってもらうときに、事業者といっても北千住の駅前に、今、大きいチェーン店とかばっかりで地元の人でもないですよね、どういった形の方々がその責任を持った形で参加してもらう、地域の民間の方が参加してもらえるというイメージ、この計画まだ拝見してないので何とも言えないんですけれども、そこら辺、分かる範囲で教えていただけますか。 ◎災害対策課長 杉本委員おっしゃるとおり、滞留者が発生するときには、大地震のときがほとんどだと考えております。  避難所の運営と駅前滞留者の対策というのは、なかなか両方一遍にやらなきゃいけない中で、どう切り分けていくかということが課題になっております。おっしゃっていただいたとおり、事業者も、自分の営業ですとか従業員、お客様を守るといったものを担保した上で地域に協力をしていただきたいという計画に今なってございますけれども、どこまでできるかですとか、何をやるべきかというところが、まだ曖昧な部分ございますので、そこをやはり具体化していきたいというところで考えております。 ◎危機管理部長 実は、東京都の方で、大地震発生後は72時間は事業所の方は事業所に残ってくださいというのを原則ルールとしておりますので、本来であればですけれども、北千住の駅の周辺の事業所の方々も72時間そこに残ってくださいと、できれば手伝ってくださいというようなことはお願いできるんではないかというところも前提の計画になっていくということで思っております。 ◆杉本ゆう 委員  その72時間ルールは重々承知しているんですけれども、今言った事業所というのをどういうものを想定しているのかという話なんですが、例えば、会社で、オフィスでいろいろ働いている方がいわゆる正社員という形でいて、ある程度、ふだん常日頃から北千住の駅前地域で働いている人たちがそういうふうに参加してくれる、ふだんからそういう地域の会合があったときに、地域とかこういう協議会とかがあったときに、いわゆる会社の、何というんですか、業務命令じゃないけれどもそういった形でちゃんと、ある程度責任を持ってそれに参加してくれるという事業者というのはどれぐらいいるのかなというのがイメージが湧かないというところもあるんです。  なので、さっき、おぐら委員の質問でもありましたけれども、多分、本当に住んでる、いわゆる地域の人は多分避難所の方に取られてしまう。今言っていたように事業者の方にやってもらうといったときには、それがどれだけ実効性があるのか、しかも避難所と違って結構大きいスペースで、しかも北千住駅西口の駅前の細い道を何万人の人が歩いて帰るとなったときに、ある程度の権限を持った人がそこをしっかりさばけないといけないとなると、やはり警察署、消防署がしっかり関わっていく計画を区が協力しなきゃいけない、しかも区も関わらなきゃいけないと、さっき総合防災対策室長おっしゃっていましたけれども、区の職員だって、それこそ今日の話じゃないですけれども、震度5強だと何人、何%、震度6だと全員参集となっていて、そっちで区の職員は区の職員で対応に追われている中で、その中でどれだけの人が北千住の駅前に人材さばきますかとなったときには、そうなっちゃったら、そこまでいっちゃったら警察署、消防署に頼らないとまずいんじゃないかなと思う、それをむしろ区がちゃんと話合いをして取決めしなきゃまずいんじゃないかなと思うんですが、いかがでしょうか。 ◎災害対策課長 杉本委員おっしゃるとおり、大地震が起こると、避難所を含めて様々な対応をしなければいけませんので、やはり警察署、消防署とも連携を密にしながら、きちっとした役割分担を今後考えていきたいと思います。 ◆杉本ゆう 委員  分かりました。もう1点、先ほどのマグネットシートの件なんですけれども、このマグネットシートを今回区が相当力を入れて作って、思い入れがあるのもよく分かって、せっかく作ったマグネットシートが、ハザードマップもちろん思い入れをつくっていて、しっかり本当にいい物ができていると思っているんですけれども、ただ、どちらかというと、いつも思うのがこうやって力を入れて作ったもの、大変失礼かもしれないです。区の方のどちらかというと区民に対する片想いの感じがして、受け取る方はあんまりそこまで、何か来ているけれども何も見ないでぽんと、どっか家に置かれちゃうという可能性もあると思う。それはなぜかというと大切なものであるとか、本当に必要なものだというのが認識されていないからだと思うんです。  このマグネットシートもそうなんですけれども、集合住宅に住んでいる人が多いわけですから、例えば、これのもっと大きいものを作って、マンションの共用スペースだとか、あるいは駅だとかショッピングモール、そういうところに貼るという、そういう計画は特にないんでしょうか。 ◎災害対策課長 人目について、皆さんに見ていただけるという視点はすごく大事だと思っております。今、区で進めている、そういったことでいうと、浸水深表示を、電柱ですとか公共施設ですとか様々な施設を考えてございます。  杉本委員の御提案もございますので、どこまで置いてくれるかという部分もありますけれども、是非そういった周知は進めていきたいということで考えております。 ◆杉本ゆう 委員  最後です。これについてなんですけれども、今ちょうどここで、これは今ここでふと思ったんですけれども、正に防災無線聞こえる、聞こえないという話もあったと思うんですけれども、例えば、いろいろ区の中で、選挙がある日もそうだし、光化学スモッグが出ているときとかも何かしら放送使えるじゃないですか、正に防災のためのものなので、こういうのをちゃんと区として全戸配布していますというのをこの放送で使っちゃまずいものなんですか。 ◎災害対策課長 いいか悪いかで言うと、いいものだと考えておりますので、周知のための使い方として検討させていただければと。 ◆杉本ゆう 委員  本当、防災のために使っているわけだから、それこそ本来の使い方だと思うんです。あとは、できれば、それこそさっき出てきた各区内の事業所ですよね、例えば、ショッピングモールとかありますよね、そういうところで館内放送だってあるんですから、足立区とタイアップした防災の館内放送の中で、足立区からのお知らせですみたいのやったっていいじゃないですか、そういう何というんだろう、せっかく思い入れをもって作ったものなんだから、それはやはり知ってもらわないと苦労したことが報われないと思うので、多分PRの方まで力が回ってなくて、せっかく作ったのにもったいないという感じがすごくするんです。せっかく作ったものをしっかりみんなに知ってもらいたいという意味で、そういうことも検討していただければと思いますが、いかがでしょうか。 ◎災害対策課長 おっしゃるとおり、せっかく作って全戸まで配布するものでございますので、皆さんに伝わるように、広報活動を努めてまいりたいと考えて。 ○伊藤のぶゆき 委員長  他に質疑ございますでしょうか。 ◆大竹さよこ 委員  地区防災計画について、今回、この進捗一覧、大変見やすくていいものをつくっていただいたなと思います。各町会のワークショップがどこまで進んでいてなど、事前説明がここまで進んでいますよというようなのが一覧になっているので非常に分かりやすいです。こういう見える化というのは大事だなと思いました。  この地区防災計画なんですが、まず、平成29年度に策定したのが12団体、令和2年度が7団体、令和3年度が13団体と。あと徐々に増えてはきておりますが、区としては、当然、この地区防災計画は全部つくっていただくのが一番よろしいかとは思うんですけれども、それは、なかなか人的にも時間的にも難しいので全体の計画の中で、令和4年度、令和5年度、毎年どれぐらいの団体に地区防災計画をつくっていただきたいと、どのように考えているのかお伺いします。 ◎調整担当課長 区の計画としましては、令和6年度までに100団体の策定を目指しています。今現在50を超したところなんで、例年でいきますと、毎年12団体ぐらいずつ策定していく予定でございます。 ◆大竹さよこ 委員  そうしますと、今、計画は順調に進んでいて、今後の見通しについてはいかがでしょうか。 ◎調整担当課長 今後の見通しとしましても、今、順調にということでいっていますが、ただ、区が全て100団体の後をどうするのかとかそういうところも、今後、計画を検討していかなければいけないですし、一方で、区が全部入れるかというと大竹委員がおっしゃるとおり難しい面も重々分かっていますので、ホームページ等に地区防災計画の策定の手引というものを出しておりまして、各町会、自主的にもつくれるような、そういうPRも進めているところでございます。 ◎総合防災対策室長 今、それは菅野調整担当課長の方から順調にというお話をしておりましたけれども、実は順調ではございませんで、コロナ禍のところでかなり厳しい状況になっております。ただ、令和6年度までに100団体というのは不可能ではないので、それについては頑張らせていただきたい。  さらには、それ以降、まだ団体数でございますので、それについては自主的にできるように、プログラムとかそういうものをホームページ等に上げて、是非とも自主的につくっていただいて、それに区が助言をするという形で進めてまいりたいというふうに考えております。 ◆大竹さよこ 委員  というのも、区民の方から、こういったものをつくるにはどうすればいいんですかというようなお問合せが私の方にも来ています。町会・自治会の方が中心になって行うので、まずは、お住まいの町会長とか自治会長に話を持っていってくださいねと言うんですけれども、区民の方の中に、じくじたる思いというんですかね、何とかこういうのを進めてもらいたいけれども、町会長に直接言うのもどうなんだろうとか、どうやって町会長の後押しをすればいいんだろうなんていうふうな思いをされている方もいて、その機運というんですかね、その時々の時期を見て、こういった形で区は進めていて、そしてまた、こういうつくり方があるんですよというような、ちょっとソフト的な形で一度PRをしていただくと、また、区民の方たちにも分かりやすく、背中を押す役目にもなるのかなというふうに思いますので、そのあたり、今後、是非工夫して行っていただきたいと思いますけれどもいかがでしょうか。 ◎総合防災対策室長 大竹委員おっしゃるとおり、町会に入っていらっしゃらない方もいらっしゃいますし、そうは言っても、この間の地震がありまして機運は少し上向きでございます。こういうときに動きたい、つくりたいといったところがあれば、是非とも進めてまいりたいというふうに考えておりますので、その辺はそういうお話がありましたら御相談いただければ、そちらの町会等にうちの方で声かけるということも可能でございます。よろしくお願いしたいと思います。 ○伊藤のぶゆき 委員長  他に質疑はございますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○伊藤のぶゆき 委員長  質疑なしと認めます。 ○伊藤のぶゆき 委員長  続いて、その他に入ります。  何かございますでしょうか。 ◆おぐら修平 委員  情報連絡の災害協定の締結について、今回も新たにこのような形で、地元の東京東信用金庫と締結されたということで、日に日に増えて、非常によいと思います。  これまでも、この災害・オウム対策調査特別委員会の中で何度か質疑させていただいたんですけれども、まず、今回の締結事業者に対して、例えば区で参加する避難訓練の実施の参加だとか、あと、区の職員の担当者とこちらと、実際に何か起きたときの協議であったりだとか、そういった日頃からの訓練体制及びお互いの担当者同士がふだんから顔を合わせて顔の見える関係というんですか、そういう体制はどういうふうになっていますでしょうか。 ◎災害対策課長 以前から、おぐら委員にも、協定結ぶだけではなくて訓練等の参加ということもお話いただいてございますので、今回の東京東信用金庫だけではなくて、協定を結ぶ段階からそれぞれ連携していこうと、訓練にも参加してくださいという形でのお声がけはさせていただいてございます。また、協定の本文にも、必要に応じて訓練に参加してくださいというような文言まで入れさせていただいているところでございます。  ですので、やはりなかなか集まれない状況ございますが、今後、時期を見て連携を強化していきたいということと、この協定を結ぶに当たっても、私の方で直接行かせていただいたりもしてございますので、定期的に顔を合わせる関係づくりは続けていきたいなというところで考えております。 ◆おぐら修平 委員  今回、特に帰宅困難者の一時滞在施設ということで、場所で御提供いただけるということで、本当に非常にありがたいことであるのと同時に、いざ、ふだんからの経験、訓練がないとこちらの東京東信用金庫の職員たちもどう対応していいか分からないということが十二分に想定されると思うんですが、そこは、実際に現場に区の職員の方が行って、一緒にこうこうこういうふうにして対応する、何かそういう現地に足を運んでいただいて訓練するような体制、これができないかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ◎災害対策課長 区の有事のときに、きちっとした対応が取れるようにということで、訓練内容は考えていきたいというところで思っておりますし、今回、協定のところで発言させていただくのであれば下見もさせていただいて、実際どう使おうかというところですとか、広さですとか備蓄をどこに置こうかというところまで詰めた上で協定を結ばせていただいたというところでございます。 ◆おぐら修平 委員  そうですよね。正に本当、そのとおりです。あと、この備蓄については、これは区の方から、食料なり水なり支援されているということでよろしいですよね。 ◎災害対策課長 これは、東京都の方の補助金ございますので、事業者からは、そちらを活用して備蓄を進めていくというところで御提案を受けております。 ◆おぐら修平 委員  あとこれは、ほかのところでも、足立区災害協定締結事業者というようなステッカーだったり、のぼり旗だったり、横断幕みたいだったりいろいろなところで、ちょこちょこ見かけるようになってきましたけれども、昨今の、最近の何というんですか、企業のCSRと言ったらいいんですか、社会的責任、社会的貢献、こういった意味でも、是非区の方でそうしたPRグッズと言えばいいのか、地域の方に認知、周知、知っていただくということでのそういったものについても、今回も何かしらお店のところに表に貼っていただくとか何か掲示していただく、そんな形でのPRというのも何かされていますでしょうか。 ◎災害対策課長 情報連絡のところで記載させていただいてございます。11月11日、協定締結式を行いました。その際に、おっしゃっていただいた災害協定のステッカーをお渡しさせていただいたところ非常に、貼ってみようかなというところで、理事長なんかはおっしゃっていただきました。 ○伊藤のぶゆき 委員長  他にございますでしょうか。 ◆西の原えみ子 委員  すみません、先ほどの続きで、災害時の情報収集活動についてお聞きしたいと思うんです。先ほどそういう情報は、電話とかでたくさん寄せられたと言ったんですけれども、今、携帯電話がつながらなくなったりとかそういうことがすごく出てきていると思うんですけれども、そういう場合の対応はどう考えていらっしゃいますか。 ◎災害対策課長 そのために無線等々も用意してございますので、特に鉄道事業者なんかとは無線で、今回、10月7日の対応もさせていただいたところでございます。 ◆西の原えみ子 委員  私の方も一つ提案といいますか、その無線と同時に、今、公衆電話がすごく重要になってくると思うんです。でも、今まち中から公衆電話がどんどんなくなってきているという、減っているという中で、公衆電話があるその位置なんかを皆さんにお知らせするということだとか、そういうマップを作って明示するということと、また置くとしても、設置場所の目標なんかを持って、NTTとも要請をするというような、そんなことも是非やっていただきたいなというのを思っているんですが、いかがですか。 ◎災害対策課長 たしか決算特別委員会でも同様の御意見いただいたかと思います。災害時にどうやって情報を収集するかというところもございますので、地震で言うとマップ&ガイド等ございますので、そういったところに載せられないかというところは今後引き続き検討していきたい。  また、場所がどこがいいかとか、廃止をしないでくださいというところはNTTと話をしてみないと何とも言えないところはございますので、そこは一度当たってみたいかなというところでございます。 ◆横田ゆう 委員  旧入谷南小学校跡地の活用の問題なんですが、基本構想が令和3年2月にまとまりまして、現在、解体工事が終了して更地になっているところなんです。それで、本庁舎が被災して機能しなくなった場合の代替の災害拠点機能、それから保管倉庫機能、それから地域のコミュニティの機能として建設される予定となっていましたけれども、コロナ感染拡大の下で区財政の見込みが立たないということで延期になっていますけれども、災害が頻発する最近では、早い時期の建設が必要と考えていますが、見通しはどうなっていますでしょうか。 ◎資産管理課長 旧入谷南小学校跡地の構想については、まだ、横田委員おっしゃるとおり凍結したままですけれども、いつ再開できるかについては、その都度、検討しながら進めてまいりたいと思います。 ◆横田ゆう 委員  私は、優先順位が高い課題だと思っているんです。地下には駐車場があって、水浸しに、冠水されたりとか、電気系統もありますので、本庁舎が冠水した場合にはたちまち使えなくなってしまうという意味で、第2の拠点をつくるということは急がれることであると思われますが、いかがでしょうか。 ◎資産管理課長 必要性については十分認識しておりますので、早急にできるように検討していきたいと考えております。 ◆横田ゆう 委員  あともう1点なんですが、第3回定例会で、うちの議員ではないですが、他党の議員の質問に対して、地域に求められる機能につきましては、地域に求められる諸施設の設備整備として、次の基本計画の中で改めて検討してまいりますという答弁があったんですけれども、私が2月にいただいた基本構想の中では、地域に求められる諸機能として、1階は天井を高くして簡易なスポーツ利用ができる。そして集会なんかも行えるようなものにしていくということ、2階には会議室等を備えるスペースをつくるという予定だったと思うんですが、その構想も白紙になって、改めて次の基本計画を練っていくということになるんでしょうか。 ◎資産管理課長 基本的には、基本構想案までつくりましたので、その案で進めていきたいとは思いますけれども、そのとき、そのときの状況がございますので、その状況を踏まえながら、基本構想案をベースに検討していきたいと考えております。 ◆横田ゆう 委員  基本構想案をベースにするということで安心しましたけれども、地域の住民の方の期待が非常に大きいんです。その期待に応えられるようなものとして建築していただきたいと思います。要望です。 ○伊藤のぶゆき 委員長  他にございますでしょうか。 ◆吉田こうじ 委員  先ほどちょっと議論がありましたけれども、災害協定について1点伺いたいと思います。  食料であるとか、物資の輸送であるとか様々な災害協定で相当な団体とか、自治体、企業が協定を結んでいただいているので、今回も、その東京東信用金庫が協定を結んでいただいたというのは大変ありがたいお話なんですけれども、一つ一つの災害協定には、足立区からお願いしている場合もあるでしょうし、何かのきっかけで先方からお話がある場合もあると思うんですけれども、先ほど、おぐら委員からもありましたけれども、CSRという考え方が進んでいく中では、企業の考え方で協定を望まれるというかお話をしていただける場合も多いと思うんですけれども、例えば、足立区の方からピンポイントで、この場所のここの企業と協定を結びたいなという場合ってないことないと思うんですね。例えば、先ほどの北千住ルールじゃないですけれども、国道4号線をずっと北上してくる方、足立区の場合は大きい震災が起きたときには、あそこの千住新橋のたもとのあのビルが足立区の拠点に、何というんですか、本部になっていくというようなルールになっていたと思うんですけれども、実際に国道4号線を北上してくる方が、鉄道が動くかもしれないといって北千住駅に曲がりかける方に対して働きかけを行っていくというのがルールの中にもあったんじゃないかなと思うんですけれども、まだ電車が動いていないですから、どうぞ、あちらに休憩もありますとかと誘導をしなくちゃいけないと思うんですけれども、そういう具体的な災害時の想定をしているときに、具体的に足立区の方から、ここの場所のこういう方たちと協定結びたいななんていう、そういうことでお声がけをすることというのはあり得ることなんでしょうか。 ◎災害対策課長 やはり必要なところで、いろいろなところ求められるものが違いますので、区として対策が必要だなということであれば、当然、お声がけをさせていただくこともあると思います。  東京東信用金庫につきましても、やはり国道4号線沿いに支店があったりというところもございましたので、今回はこういった形でお声がけも含めてさせていただいたというところでございます。  ただ一つだけ、申し訳ございません、先ほど、帰宅困難者の現地対策本部につきましては、あれは西口の交番のところで開設をする予定でございまして、学びピアのところは、情報発信ステーションというところの、現在のものは位置付けられておりますので、そこでいろいろな情報発信をしていくという想定になってございます。 ◆吉田こうじ 委員  分かりました。その話をしたのは、例えば、あそこの国道4号線を曲がる前にもう少し北千住の駅の入り口よりも、どっちかというと南側の方のところでお声がけできるように、あの辺の皆さんと協定を結べるといいのかななんていう思いもあったので、そんな例で出させていただいただけなんですけれども、ただ、そういう場合に、足立区として、CSRに頼るとかそういった地域に対する貢献に頼るだけではなくて、例えば足立区と災害協定を結ぶと、足立区としてはこういう応援ができますというようなことというのはあるんでしょうか。 ◎災害対策課長 具体的な話で言うと、その協定を結んでいると、今後ですけれども、契約か何かのときにプラスのポイントが加算されるというような話がございます。我々としては、企業との協定結ぶ中ではウィン・ウィンが一番大事かなとは思っておりますので、幅広く協定を結べるように今後も努力していきたいと考えております。 ○伊藤のぶゆき 委員長  他にございますでしょうか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○伊藤のぶゆき 委員長  なしと認めます。
     以上をもって、災害・オウム調査特別委員会を閉会いたします。       午前11時33分閉会...